2001年春、ラ・ループはニューヨークでデビューしました。
それまでメガネやサングラスを携帯するものと言えば、フレームの 弦にチェーンを取り付けて首からぶら下げるものが主流でしたが, ラ・ループは全く異なる発想とデザインで出来ています。
ネックレスの様にチェーン自体を首に下げ、メガネやサングラスは その先端に取り付けてある金属のリングにぶら下げます。
単純にチェーンにリングを取り付けているのではなく、リングには回旋する丁番を2つ設けることによって、メガネやサングラスが回 転してしまうことを防ぎ、安定した状態で首からさげておける様に作られています。
この新しいタイプのグラスホルダーを考案したのはデビー・ゾウラスと エリザベス・ファラートの2人。
2人とも証券会社などの一流企業でキャリアを積みながら、お互いに関心のあったアクセサリーを通じて何か新しいビジネスが出来ないか模索していました。
その中で生まれたラ・ループは、当初ニューヨークの 「 ロバート・マークオプティシャンズ」など限られたショップでしか販売されていませんでしたが、2001年3月に本格的なデビューを果たしました。
その後、多くのファッション誌で紹介されたり、ハリウッド映画の小物で使われたりと、ラ・ループがアメリカのセレブリティーの間で注目されるには 長い時間は要りませんでした。
また、ラ・ループはその革新的なデザインと機能の融合が認められ、 ニューヨーク近代美術館(MOMA)内のミュージアムショップを始め、SOHOやサンフランシスコにあるMOMAショップでも販売されています。
定番モデルの「Classic Leather」は上質なイタリアンレザーとスターリングシルバーリングの組み合わせ。
その他にもマザーオブパールや淡水パール、美しい配色のアセテートや瑪瑙など、ラ・ループらしいマテリアルも魅力のひとつです。
常に都会的なデザインセンスは、眼鏡の小物という領域を超えて、「La LOOP」という新しいカテゴリーでこれからも進化し続けるでしょう。
ラ・ループ取扱店
メガネの松村 本店
OPTICマツムラ さくら野店
リュネット・ミュゼ 盛岡店